越後湯沢の温泉 山の湯
今回、突然のように友人に誘われ越後湯沢に日帰りで行くことに。
温泉♨️があるならば行かないという選択肢はない!
鈍行列車で移動すること3時間。
ようやく着いた駅は雪が残り何とも風情のある温泉街が広がっていた。
越後湯沢…老神温泉とは違い店が立ち並び、多くの人で賑わっていた。
スキー場もある事だし、その差は大きいだろう。だからこそあの良い温泉が寂れるのはもったいない。
にぎやかな温泉街を歩くとあちこちに足湯がある!!
入りたかったが、越後湯沢駅に止まる電車は少ない。日帰りならば無駄な時間は過ごせない。
さて、時間も時間なので友人の紹介により創業82周年の老舗定食屋、「一二三」で昼食を。
この定食屋、人気があるらしく狭い店内は混雑していた。
友人と二人たまたま空いていた狭いカウンター席に座り、注文することに。
おいらはネギトロ丼1030円と寒ブリ刺身830円を注文。
魚に脂が乗りとてつもなく美味い!思わず箸が進んでしまうのだが、魚ばかりではない。
ごはんは新潟県のコシヒカリ!米どころの米、その大御所は伊達ではない。
香の物や味噌汁も程よい味付けでごはんに合うこと合うこと…
やはりその秘密は、山から流れる雪解け水、すなわち良い水だろう。
山に大量に積もった雪が解けて海や田んぼに流れて、それが美味しい食材になる必要不可欠な要素なのだろう。
そんな雪道を歩いていくこと約15分。
この町が運営する共同浴場「山の湯」に到着。
中は狭く、昔ながらの銭湯のような雰囲気が漂う。中には地元の人であろうお爺さんお婆さんが何人も。
地元の人にとっては憩いの場なのだろう。
入浴料は大人400円と安い。
入浴料を払って風呂に入ることに。中は洗い場が4つに内湯が一つ。
狭いもののその温泉はまた格別!
泉質はアルカリ性単純硫黄泉。硫黄の香りが漂う温泉で、アルカリ性の湯らしく肌が滑らかになりそうな感覚。
硫黄泉となっていることから、泉質は強い。
頑固な肌荒れ等に効きそうだ。
厳選100%かけ流しの湯は熱めだがおいらにとっては好きな温度。熱いときにはそばの蛇口で水で埋めるようにと書いてあり、そこがまたレトロでいい。
風呂から上がったら休憩。
自販機もあったのだが、おいらはやはり牛乳が飲みたい。
友人が一台しかないコインマッサージ機にかかっているあいだ、受付で120円のコーヒー牛乳を買って一気飲み。
やはり風呂上がりのコーヒー牛乳は最高だ。
少し涼んでから後はお土産を買って帰ることに。
くるま麩や野沢菜漬など大量のお土産を買ってまた鈍行でのんびり帰ることに。
いやはや、予定が決まっていなかったところで突然の温泉旅。
友人には感謝するばかりだ。
ここでは湯めぐりスポットがまだあるらしいので、連休など機会がれば泊りがけで湯めぐりがしたい。