老神温泉で考える温泉街の問題
おいらは老神温泉に行ったとき、以前書いたように温泉街はかなり寂れていたのを覚えている。
食事処なんてほとんどない。みんな潰れてしまっていた。
温泉♨️そのものはとても良いもの。
初めて入ったときはその温泉♨️の効能にかなり驚いた。
温泉に行く二日前に包丁で指を深く切ってしまい、中々血が止まらなかった。
痛みも残っていたのでお湯で沁みないか心配だった。
それが温泉♨️に浸かると、まったく沁みないどころかむしろ傷の治りが早くなり、2泊3日の旅行が終わるときにはあれほど深かった傷が完全に塞がってしまった‼︎
赤城山の蛇神様が傷を癒した伝説は、説得力があった‼︎
こんなに良い温泉♨️なのに、おいら以外の客があまりいなかった…
お盆の時期なのに。
全国の温泉街の多くも同じ問題を抱えているらしい。
温泉♨️を愛する者として悲しい現実だ。
前に書いた「テルマエロマエ」。
おいらはこの漫画で温泉が出てくる話が好きだ。
特に好きなのは、温泉街の話。
ルシウスが平たい顔族から得たアイデアによる浴場が人気になる一方、従来の伝統的な浴場の経営者から客を奪われたことに対する抗議を受ける。
平たい顔族のアイデアを求めるあまり、伝統的な浴場を大事にしていた初心を忘れていたルシウスはショックを受け、何とか復活させられないか考える。
そんな中またタイムスリップした先は温泉街。
その温泉を見回すと、その温泉♨️もまた寂れていることに気づく。
そこへやって来ていた親子がスタンプを集めて、賞品のTシャツを貰っているのを見て、ローマに戻ったあと同じことをした結果、ローマの浴場街に活気が戻った。
この話のように、寂れた温泉街を復活させるにはどうしたらいいか考えてしまう。
おいらのように湯めぐりを楽しみたい者たちが、何度でも来たくなるような工夫が必要だ。
おいらの場合は、都会とは違う静かな田舎の雰囲気に癒された。
日常とは違うゆっくりとした時間が流れているようだった。
そこをアピールするのもいいかもしれない。
他にも温泉♨️をアピールするだけでなく、食事処を増やし、ここならではのお土産を考えるなど人が集まる工夫が必要だろう。
名物が朝市だけでは寂しい。
それには老神温泉に人を集める必要もあるだろう。
最近脱サラして地方へ移住する人が増えてきているという。
老神温泉では朝市を開催していることだし、農業もできるから移住する先としてアピールするのもいいかもなぁ〜
とにかく、老神温泉はもっと人が来てもいいと思う。