回想 老神温泉の湯めぐり2 老神温泉の湯めぐり
旅館に荷物をおいたあと、さっそくフロントで湯めぐり手形(1500円)を購入。
この手形は加盟されている温泉旅館の温泉に、3つまで入ることができるのだ。
1枚で1人使用可能、1年間有効だ。
おいらは湯めぐり手形についてきた地図を見ながら湯めぐりに出発。
静かな温泉街を歩いて移動した。
最初に訪れたのは、「旅館 石亭」。小さな古い宿で、昔ながらの民宿といった雰囲気だ。高校生時代部活の合宿で泊まった民宿を思い出した。
おいらが行ったときは宿泊客の姿は見えず、すぐに温泉に通してもらえた。
ここには露天風呂はなく、内湯に源泉かけ流しの浴槽が一つ。
いざ湯にはいって驚いた。実はこの時おいらの指には先日包丁で誤ってつけた深い傷があって、その時にも血がにじむこともあるほどだったのだ。
その傷にまったく沁みることなく、血も出なくなってしまった!
神の傷を癒した伝説は本当だった!!その時の傷の写真を撮っていなかったことが悔やまれる。
次に訪れたのは、そこから遠く離れた旅館「仙郷」。ここは建物が新しい方で、その庭園も綺麗だった。
中も綺麗で、温泉も露天岩風呂で緑を眺めつつゆったりと湯を楽しめた。
その後いったん旅館に戻り、のんびりとした後夕方に再び外出。
そして山口屋のすぐとなりの「楽善荘」の温泉へ。
昭和のにおいがするこの温泉の熱めの湯でさっぱりしたあと、すぐそばの売店で飲み物を買ってのんびりして夕食。
この夕食が思いのほか豪勢!!
群馬の刺身こんにゃくをはじめ、生湯葉やアユの塩焼き、舞茸のてんぷらや上州牛のステーキまで!全部平らげ大満足!
夜は山口屋の温泉に浸かりほっと一息、明日の温泉に思いをはせ眠った。
翌日再び湯めぐり手形を買って湯めぐりに出発。
向かった先は源泉かけ流しの宿「金龍園」。源泉かけ流しのこの温泉に直行!
ここの露天風呂は混浴らしく、初めての混浴に戸惑いはした。
幸いほかの客がまだ入っていなかったので、浴槽全体を独り占めした気分で思い切り満喫!
ここで少し時間を潰してさらに先にある旅館「東秀館」に向かった。
お盆は掻き入れ時なので湯めぐりは難しいかと思いきや、団体さんが来る前なので見事入浴に成功。
ここの露天風呂には見事な蛙の彫り物があり、その芸術性に感心したほか、ここで人生初の飲む温泉を体験!!
昨日いろいろ食べてしまったから、胃腸の調子を整えるのにグイッと一気飲み。
お世辞にもおいしいものではなかったが、なんだか胃が楽になるような気がした。
この日の昼飯には悩んだが、すぐそばにある日帰り温泉「湯元 華亭」の温泉を楽しんでから昼食をとった。
頼んだのは天ぷらそばなのだが、茶そばでお茶の香りが豊かなほか、昨日も食べた舞茸のてんぷらが出来たてアツアツで滅茶苦茶美味い!!
老神の舞茸のてんぷらはまさに絶品。抹茶塩で食べるとさらに美味い!!
その後夕方は山口屋そばの旅館「上田屋旅館」に入ろうと思ったが、お盆期間中は湯めぐりで入ることができなかったので断念。そこでお隣の「楽善荘」でもう一度入浴。
豪勢な夕飯の後また温泉に浸かって就寝。二日で温泉に入りまくった。
三日目でチェックアウトしたあと、入ろうと思っていた「観山荘」は時間が合わず、同じく「吟松亭あわしま」は清掃中で入れなかったので断念。
さらに先にある旅館「隠れ湯の郷 紫翠亭」で入浴。
非常にきれいな旅館で、湯船も非常に大きい!またもや貸切状態で楽しんだ後、宿泊客と入れ違いにあがる。
最後はバス時間まで華亭で時間を潰して帰宅。
温泉は大満足だったが、すべて回りきれなかったのが悔しい。
まだ二回分残った湯めぐり手形があるので、それも使いたいからまた来ようと思えた湯めぐりであった。